18世紀に作られた、絵入りの祈祷書
 

Meah Berachot

ニューヨーク在住の収集家が所有

18世紀に作られた、絵入りの祈祷書

550部の限定出版。そのうち400部はvellum紙に印刷されています。150部は、特別な工程で作られた羊皮紙に印刷されています。

ISBN 0 948223 146

この製品は売り切れました。

Me’ah Berachotというこの写本は絵入りの祈祷書です。この作品は、どのようにユダヤ人の遺産が次の世代に継承されてきたかを知るのに適した資料です。18世紀に中欧で書かれた本で、現在、ニューヨークの個人収集家が所有しています。

伝統的に、敬虔なユダヤ人は毎日、百回以上、感謝の祈りをするよう努めています。ヘブライ語で「百回の祝祷」という題を持つMeah Berachotは祈りの百科事典であり、日常唱えられる祈りも、特別な機会に唱えられる祈りも収録されています。朝の祈り、食後の祈り、就寝前の祈り(Qriat Shema)、旅の安全を願う祈り、特別な祈り(美しい木を見ているとき、雷が鳴っているとき、新しい服を着たときなど)が集められています。 女性の務め(mitzvoth nashim)に関する3つの祝祷も収められています。おそらく、この本は女性への贈りものとして注文されたのでしょう。このような本は新婚の女性に贈るのにふさわしく、また、その方の子孫にも大切に受け継がれていくことでしょう。どのような年齢のユダヤ人にとっても参考になる、生活の手引きです。

この本の最初の見開き(Folios 0v-1r)に見られる題と絵

絵で装飾された表題ページに加えて、29の細密画がこの本に含まれています。一部の絵では、本書に収められている祈りが唱えられる場面が描かれています。それぞれの絵の上部には装飾が施され、関連する祈りが書かれています。その前には、祈り方に関するイディッシュ語の説明が書かれています。 補足的な絵では、ユダヤ人の日常生活が描写されています。たとえば、安息日に燭台を灯す場面、ユダヤ人家庭の食事、庭の世話、ある人が新しい服を着る場面、儀式のために貯水槽に入る場面、瀉血が行われている場面などです。

この写本は全70ページで、大きさは36 × 40 mmです。本を収めるケースは革で作られており、表面には 金の刻印が施されています。その容器には、職人の手による銀の留め金などの部品が付いています。小さい本ですが、読みやすいヘブライ文字で書かれています。

この小さい作品は、18世紀におけるヘブライ語写本の再興を示す好例です。当時は、活版印刷の発明から永い時間を経て、手書きの装飾写本が贅沢品と見なされていました。また、宗教儀式への敬意を感じさせるものとも捉えられていました。

飾るためのケースの裏側にはスエード革が使われています。ケースの左側に解説書を、右側に複製本を収められます。複製本を保護する容器には金の刻印が施されています。
 

この複製本は原本を正確な複製です。最高の品質を保証するため、弊社の総責任者Linda FalterとMichael Falterが全ての工程を現場で監視いたしました。

お客様に質の高い複製本を提供するために、弊社は常に努力を重ねています。原版が作られた方法を研究し、忠実に再現しながら製品を作っています。出版される複製本(550部)のうち、400部はvellumという紙に印刷しました。150部には、特別な工程で作られた羊皮紙が使われ、最大7つの基本色によって印刷されています。表紙の材質はモロッコ革で、表紙の一部は23カラットの金で刻印 されています。長い伝統を持つミラノの銀職人工房で作られた銀の留め金やその他の部品も用いられています。本を飾るための外箱は革製(裏側はスエード革) で、複製本と解説書を合わせて収められます。

表紙には、銀の留め金、プレート、飾り突起などが付いております。表紙の材質はモロッコ革で、金による刻印が施されています。

この製品は550部の限定出版物です。Vellum紙に印刷された版には1から400まで、羊皮紙に印刷された版には401から500まで番号が刻印されています。残りの50部はAd Personam版で、ローマ数字で I から L まで番号が刻まれています。印刷に使われた型はユダヤ教の規定Halachahに基づいて破棄され、追加発行はいたしません。この複製本は売り切れました。

原版の所有者の希望により、この製品の印税はエルサレムのShaare Zedek Medical Centreに寄付されました。

 

解説書には全文の英語訳と、ユダヤ教の世界とこの写本に関する詳しい説明が収録されています。解説書を執筆したIris Fishof氏は、以前、エルサレムのイスラエル博物館において、ユダヤ教文献、文化、歴史などの分野の専門家として重要な地位に就いておられました。解説書では、それぞれの細密画の細かい説明に加え、絵に関連する文章について的確な分析が行われています。Jeremy Schonfield氏が訳と編集を担当しました。

Me’ah Berachotの解説書と複製本

この解説書は重さ90gsmのFabriano Ingres紙に印刷されています。表紙の材質は、きめ細かいヤギ革で、付属のケースに合います。複製本と解説本をまとめて収められるケースの裏側にはヤギ革が用いられております。

 
この製品は売り切れました。

2003年12月の時点での価格は以下の通りです。
羊皮紙版 $850.00
Vellum版 $2,000.00